こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。現在、新築工事をさせて頂いている現場もいよいよ大工も大方終えて、
来週から仕上げの内装工事に入っていきます。
仕上げ工事が始まると一気に雰囲気が変わって楽しみですが、そのお話はまたの機会にして。。。
今、新築工事をさせて頂いている家は『手刻み(てきざみ)』で建てさせて貰いました。
手刻みとは、日本で古くから用いられ発達してきた在来工法は、梁や桁・柱などの構造体の接合部に
「継ぎ手」や「仕口」といった凹凸加工を施し、組み上げて家の骨組みをつくります。
伝統技術を受け継いだ大工が用途によって木材を選別し、捩じ(ねじ)れや曲がり・歪みを調整しながら
一本一本の材料に墨を付け、ノコギリや鑿(のみ)を使って全て手作業で加工を行う工程が「手刻み」です。
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紀南地域でも手刻みで家を建てる大工は少なく、工務店で今もやっているのはMUKUぐらいだと自負しています。
プレカットが悪い訳ではなく、MUKUでもプレカットで新築もさせて頂いていますが、機械には入らない大きな木を使ったデザインなど手刻みでしか作れない骨組みがあります。
そして日本の伝統工法、大工技術を細部にまで活かした家づくりの実現、他の家とは違った家づくりが出来ます。
手刻みの仕事に共感頂き、実際に手刻みで仕事を依頼頂いたお施主さまに感謝です。
たくさんの事を学ばせて頂き、技を磨くことが出来ました。そしてこの技をこれからも継承していきます!!