新築・戸建ての真壁和室

2022年08月08日
松川 晃弘

こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。

改めて。。。先日開催させて頂いた家づくり相談会にお越し頂いた皆さまありがとうございます。注文住宅事業部MUKUが6月にスタートして、初めてのイベントで、内心めちゃくちゃドキドキしていました(苦笑)

お客様に来て貰えるか??

そもそもMUKUを知っているの??

って思っていましたが、ありがたい事に予約はすべて埋まり、お越しいただいた方からは「インスタ見て」とか「ホームページ見て」とか「ハガキ見て」MUKUを気になって頂いていた方ばかりで、そして相談会に来て良かったっていう言葉に感動です(;_;)

次回は夏季休暇や完成見学会の兼ね合いで27日(土)・28日(日)に家づくり相談会を開催します!!(詳しくはコチラ

そしてお盆明けの20日(土)・21日(日)はこれまたMUKUで初めての完成見学会を開催します。お施主様のご厚意によって開催させて頂ける見学会、本当にありがとうございます。そんな見学会場の現場をご紹介させて貰います!!

新築・戸建ての真壁和室

こちらの和室は真壁和室という仕上げ方の和室になります。

別の仕上げ方で大壁和室というものもありますが、違いは構造材の柱を化粧として見せて仕上げる方を真壁和室と言います。

そして柱が見えない、洋室と同じような仕上がりの和室が大壁和室と言って、今回の見学会の家は柱を見せた真壁和室となります。

真壁和室は柱だけではなく横に入る長押(なげし)などの造作材も見えて、木の温かみがある和室となります。見える木はすべてが化粧となってボードで隠れません。

なので木と木が重なる部分の納まり(加工)は鑿(ノミ)などの大工道具を使って手仕事で作りあげて行きます。

新築・戸建ての真壁和室の長押と鴨居

化粧の木が美しく見えるように、加工部分が見えなくて、釘なども目立たないような納まりを考え作って行くので、和室の造作が一番難しいです。

そして、大工の世界では和室の造作を親方から頼まれ、納めると一人前と言われています。真壁和室の造作には大工の技術と詰まっています。そして形に残るもので、自分が手掛けた造作をそこへ訪れた方が見る事もあって格好悪い事が出来ない、良いものを残したいというプライドが和室の造作に見えます。

新築・戸建ての和室造作

完成見学会ということで出来た家をご覧頂くのですが、出来るまでの背景や大工の世界を知ると、見え方も変わって来ると思いますので、そういった部分もご案内の際にはお伝えさせて貰います。そしてこれからの家づくりの参考になって頂ければ幸いです。