【新築・戸建てを検討中の方へ】キッチン選び~壁付け編~

2022年09月03日
松川 晃弘

こんにちは!!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。

最近はインスタやピンタレスト、あとは色んな工務店さんの施工事例を見ていると大体のキッチンは対面型が多いと思います。確かに、、、家事をしながらお子さんの様子を見えたり、ダイニングやリビングからキッチンの天板が隠れることで生活感が無くせたりなど、対面型のメリットはたくさんあります。

そんな中、先日見学会を開催させて頂いた家のキッチンは壁面でした!!先ほどインスタや工務店さんの施工事例は対面型をよく見かけるとお話をしましたが、、、僕は家が好きで建築家さんが設計した家をよく見ます。

そうすると、壁面のキッチンの間取りが実は多いです。理由はちゃんとありますし、対面型・壁面型それぞれの良い点を知ったうえでこれからの新築・戸建ての参考になれば幸いです(^^)

壁付けキッチンのメリット・デメリット

まずは建築家さんが設計した家で壁面のキッチンを採用している間取りには共通点があって、それは建坪が小さいことです。僕たちが見学会をさせて頂いた家も25坪と建坪は小さかったですが、25坪には思えない開放感があると言って貰いました。

その理由の一つに、壁面キッチンがあります。対面キッチンの場合はどうしても空間の真ん中にキッチンがあるので、少なからずの圧迫感があります。その空間が狭くなればよりキッチンの印象が大きくなって、、、居心地の良い空間とは言えません。

そんな時はキッチンを壁面に設けることで空間の納まりが良くなりますし、振り返るとダイニングテーブルがあるので配膳が楽で、ちょっとした盛り付けもダイニングテーブルでする事が出来ます。

キッチンの天板が見えてしまうのは防ぎようありませんが。。。オープンキッチンも多い今、そこへの抵抗があるご家族は少なくなっていると思います。天板をステンレスにして素材を変えたり、キッチンインテリアで楽しむのも良いと思います!

新築・戸建て住宅の壁付けキッチン

ただ、どうしても避けて通れないポイントはカップボードです。対面型の場合、後ろにカップボードを設けることで納まりが良いですが、壁面の場合はカップボードの位置が重要ですので。。。壁面キッチンの場合はパントリーを設けてカップボードを兼用することをおすすめします。(対面キッチンの場合は背面である程度の収納を確保してあげる方が良いと思います。わざわざ移動して物を取りに行くのも大変だし。。。)

キッチンをすっきり見せるパントリー

カップボードをキッチンの近くで隠してしまうことで動線も短く済みますし、生活感を抑えることが出来ます。(最近のカップボードもかっこいいものが多いですが、共通して生活感を無くしているデザインの物をよくインスタで見かけます。例えば取っ手のないデザインとか。)

全体の建坪やLDKの形や寸法から最適な間取りを選ぶ際には、キッチンの種類は重要ですので。。。これから新築・戸建てをお考えの方は対面型キッチンも使い勝手・見た目ともに良いですが、人生で一回のキッチン選びですので、それ以外のキッチンも知ってから最終、選んで頂きたいと思います!