こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。今回もご縁を頂いて新しくリノベーションの工事が始まりました。そして今回はRC造(鉄筋コンクリート)の躯体で、木造とはまた違う雰囲気にすでにワクワクしています!
コンクリートの風合いがゴツゴツしくも冷たい感じなのがまた良いですね。今回は躯体を触らずに、間仕切りの壁や家具造作と言った内装工事がメインとなります。今ある壁やガラスブロックに新しい内装が入る事で変わる見た目や雰囲気が楽しみでしかないです!!そして今回のブログでは主なリノベーション工事の始まり方について書き綴ります。
工事の種類によって内容が変わる場合もありますが、今回僕たちがさせて頂く工事の内容に『水道工事』があります。既存の水回りを移動したり、新たに水回りを増やすのも水道工事ですが、こちらの現場は見た通り足元がコンクリートで、既存の配管はこのコンクリートの中にあります。既存の配管を用いて工事を行う場合は足元のコンクリートを解体する必要がありますが、その際に壁や配管を傷つける可能性があるのと、費用がかかってしまうことからこのように工事を始めました。
既存の床の上に配管を施工します。ただこのままだと配管が丸見えで、通るのにも危ないですよね?実はこれで仕上がりでなく、ここから床を作って行きます!
このように配管の周りに床の下地を作って行きます。プラ束(黒い物)を均等に並べ大引きとよばれる部材を乗せて床の下地を作ると、、、
このように合板で閉じて行きます。これで必要な場所に給水や排水を立ち上げると下地の完了です!!
足元に空間が出来ることで水道の配管もそうですが、電気の配線を仕込むことも出来て、ここから仕上げのモルタルを塗っていきますが。。。それはまだ先の予定です。リノベーションの現場は新築と工事の流れが物件ごとに大きく変わってきます!!それを考えながら材料や工事の段取りを進めていきます。引き続く現場の進捗はインスタやブログで発信していきます!(^^)!