こんにちは!!紀南最大の大工集団、MUKUの松川です。3月に入って春っぽくなってきましたね!MUKUの事務所では花粉症が大流行です(苦笑)今年の花粉症は目に来るみたいですが、、、今のところ僕は症状が軽くて、なんとか助かっています。早めに病院いってこよっ…
先日とある出来事があって、僕も家づくりの仕事に携わって早14年(打ちながら自分が結構驚いています苦笑)の中で初めてのことが起きました。それは同じ日に、隣通しの区画で、時間をずらして『地鎮祭』をさせて貰いました。
地鎮祭とは、新築・注文住宅で工事が始まる前に工事の安全を祈願し、氏神(うじがみ:その土地の神)様に土地を使う許可を貰う祭事になります。
注文住宅を新築で建てるお施主様のほとんどがされている、家づくりの一つの行事ではありますが、、、意外と何をやっているか分からないものだと思いますので、今回は地鎮祭について書かせて貰います。
まずは準備としまして、祭壇にお供え物を並べます。榊に氏神様が来られ、召し上がってもらうお供え物ですが、お施主様自ら準備して貰うパターンと、神主様が準備して貰うパターンがあって、今は前者が圧倒的に多いと思います。
地鎮祭がはじまると祝詞(のりと)と呼ばれる、神様への報告や工事安全を祈願します。その後、米や塩をまいて清める、四方祓いがあります。この時は神主さまだけ行かれることが多いですが、土地によってはお施主様にもお手伝いいただくこともあります!!
四方祓いも終わるといよいよ地鎮祭はクライマックスへ、、、
鎮め物(じずめもの)と呼ばれる箱を盛り砂に埋めて行きます。ここではお施主様にも手伝って貰って、地鎮を進めて行きます。工務店は最後にクワを入れ、鎮め物の箱を埋めます。大体開始から終わりまでの時間は40分ほどになります!
ここまでが地鎮祭の大まかな流れです。人生で一回の家づくりですので、中々体験することの無い祭事ですが、1000年以上も前から大きく形は変わらず、今も続けらているのが地鎮祭です。
長い長い家づくりの一つの節目に携われたこと、それもお隣同士で。。。本当に嬉しく思います。
これから始まる工事も引き続きお任せください!!