こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。3月に入って新築工事が始まった現場の基礎がどんどん進んでいます!!前回のブログで配筋工事までお伝えさせて貰っているので、今回はその後の現場について。。。新築の基礎工事の流れとしては、配筋が終わると次に型枠とよばれる板を建物の外周部に立てて行きます。ちなみに型枠の中にコンリートを流し込むのでいわば基礎の外面に来るように型枠を立て、配筋は基礎の真ん中に来るように組んでいきます。
この型枠が出来ると次はいよいよコンクリートを流します。ちなみに基礎工事中にコンクリートを流すタイミングは実は3回もあります。1回目は配筋工事前に打つ『捨てコンクリート』、これは配筋の通り外部の型枠の位置を出すために打ち、いわば印を入れる為だけのコンクリートです。2回目は今回のタイミングで打つ『ベースコンクリート』、これは基礎の底面のコンクリートになります!
ベースコンクリートを打つ時の注意点はズバリ【かぶり厚さ】です。かぶり厚さとは鉄筋の表面からコンクリートの表面までの厚み(鉄筋にどれだけコンクリートをかぶせるか)の事で、ベースコンクリートの時は5㎝取るようにしています。適正なかぶり厚さを取る事で鉄筋の腐食を防ぐことになります!
コンクリートが乾くとこの様になります。朝日が入ってコンクリートの肌感が美しい。。。綺麗に仕上げて貰っているのがよく分かります(泣)ここからは3回目のコンクリート『立上りコンクリート』に向けて、工事の方を進めて行きます。ちなみに立上りコンクリートは、今見えている鉄筋の部分を覆うようコンクリートを打って行きます。
この様に鉄筋を中心に15㎝の厚みで基礎を立ち上げていきます。そして外周部の基礎はそこに5㎝の断熱材を付けて「基礎断熱」という工法で家の性能をあげています。またこの辺りの話は工事が進むにつれてお伝えさせてください!!
そしてこちらの現場の隣では。。。
新築の基礎工事、掘り方が始まりました!!横並びでの新築、完成の楽しみが増し増しです!(^^)!