やっぱり棟上げはワクワクする!

2023年04月24日
松川 晃弘

こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。基礎しかなかった現場が一気に家のカタチになる、そんな工事が『棟上げ』と呼ばれ、家の中で一番高い場所にある横にかかる木材、「棟木」を上げることから「棟上げ」や「上棟」と言います。この日だけは大工も多く集まり、柱を叩く音もあって、それはそれは賑やかな1日です笑。そして、、、新築工事の中で僕は一番好きな日です。もうね、ワクワクしかなくて、どんどん出来る家は見てて飽きないし、それを建てる大工って凄いなって思います。

新築工事の現場が棟上げを迎えました

足場の悪い木の上を、慣れたように移動して、集まった大工が協力し合って建てていくこの一連の作業がほんとにカッコよくて。。。うちが大工の集まりだから偏見も含めて言います(苦笑)大工の仕事は花形です笑!!

棟上げの様子を見る現代の名工

現代の名工である、うちの親方も棟上げの様子を見ます。そして隣で僕、松川も見ています(笑)棟上げの現場が好き過ぎて、、、かなりの頻度で現場に居ては、この自分たちが作っている家と大工のかっこよさを知って欲しくて、撮影しています!!そして、かっこいいアングルを探し求め、作業の邪魔にならないようにどんどん接近していきます(笑)

新築工事の現場で木の上で作業する大工

動画も合わせるとその枚数は100を余裕で超えてて、棟上げの後は写真フォルダが木と大工でいっぱいです。作業の方も終わりを迎える頃に、MUKUの棟上げでは恒例になっている光景に変わります。それは。。。

棟上げで法被を着る大工

現場の大工は法被を着て、棟上げを祝い、上棟式を行います。お施主様にもご協力いただいて四方を清め、これからの工事の安全を祈願します。今では上棟式をしないところもあると聞きますが、MUKUでは出来るだけ式を行うようにしています。(もちろん当日の準備は全てこちらでします)棟上げは長い家づくりの中で一つの節目で、その節目を一緒に大切にしたいって思います。家は出来てからの方が圧倒的に長い時間を過ごしますが、作る過程で、出来た家に対する愛着が変わります。住み始めてからも長く愛着が続く家、これが良い家だと思っているので、作る過程にも手を抜かないから節目である棟上げを大切な1日です。

この度は棟上げ、おめでとうございます。引き続き工事の方、一生懸命叩かせていただきます。