『大工の学校』開校しました!

2023年04月28日
松川 晃弘

こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。工務店で長いこと家づくりに携わる中で、、、これは絶対にやってみたい事がありました。それは、、、紀南最大の大工集団の大工が地元の子供たちと一緒にモノづくりをする事です!!!それを叶えてくれる機会になったのが先日開催されて『商工フェア』、MUKUも出展して、完全予約制で大工と子供がみっちりコミュニケーションを取りながら本気の椅子づくり、『大工の学校』を開校しました!!

大工が教える椅子づくり体験

なんで椅子づくり??って思いますが、椅子をつくる過程で足の高さを出すのに足し算・引き算を使って切って、釘を打つ位置を掛け算・割り算を使って割り出し、差し金で墨をつけるといった、計算は全て椅子を作るための過程になります。椅子をつくる為の方法として計算をして、モノづくりは手で考えます。それを椅子づくりを通して体験してもらうのが『大工の学校』です。

大工が教える椅子づくり

でも、ここでひとつ疑問に思いますよね、その椅子づくりってレベル高くない?って。はい、めちゃめちゃ難しいです(苦笑)あらかじめ切っている材料もぴったりではなく、自分で差し金を使って寸法を出して、自分で切って貰うという、簡単には作れないように材料も用意しました。だから完全予約制で一人のお子様に一人の大工が一緒に椅子を作るようにしましたが、2日分の予約はすぐに埋まりました。

考えながらモノづくりに向き合う事で得る学びは大きいことを自分たちはよく知っているので、それを少しでも子供たちと一緒に出来ればよいなぁって思っていました。そしてあわよくば将来は大工にって(笑)。

将来は大工さん?子供と椅子づくりやりました

最後は自分たちがつくった椅子に座って記念撮影、座り心地は抜群に良いはずで、工場にある化粧の「桧(ひのき)」を材料にさせて貰いました。色も綺麗で、匂いもあって最高の素材です。

椅子づくり体験を教える大工

作っている時の真剣な表情とはまた違って、真剣な分だけ出来たら嬉しい物でほんと良い笑顔です!また機会があれば『大工の学校』を開校したいと思います。次はもっと難しいものにチャレンジしたいですね(笑)