こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。日中どんどん暑くなってきたと思えば、来週にはもう6月ですね。。。僕は今年、2級建築士の試験を受けるんですが、その試験は7月2日、あと1か月となりました。しっかり追い込んで、良いご報告が出来るようにがんばります。
そんな中、時間が過ぎるにつれてどんどん進む現場たち、前回のブログに書かせて貰った庇の塗装も入って、また一段と雰囲気が増しました!!
窓に映った雲も良い感じですね(*‘∀‘)無駄な線が無く、細くて綺麗な仕上がり!この庇に詰まったこだわりは前回のブログ(こちらタップ)より。この近くで撮った写真では、あまり庇の細さが分かりにくいかなって思ったので、、、ちょっと引いて撮ったものがこちら↓↓
渋すぎる。。。このように細かい部分にこだわりたい性分の大工集団でして(苦笑)、建てさせて頂く新築の至るところに散りばめらています。ひと手間、ふた手間では効かないこともありますが、、、良いものを作りたいという気持ちが強いので、手間は惜しみません。それが自分たちの技術向上にもつながっているんだなぁって最近、しみじみ思っています(照)そんな大工集団が建てる新築のこだわりで「内部の造作材」があって、その中の一つに『窓台』があります。窓台とは窓の下側取付ける面台の事で、建てられる会社さんによって使われている材料は異なって、MUKUでは無垢材を使います。
無垢材の窓台はほんと綺麗ですね。住み続ける中で見た目も手触りも変化しますが。。。削るなど、その時々で手を加えると、見た目も手触りも良くなります。これはシート貼りの既製品では出来なくて、手を加えることで使い続けて頂けます。
そして、無垢も樹種によって雰囲気が変わるので、床材の種類によく似合う樹種を考えて、窓台をはじめとした内部の造作材に使います。ちなみにこの写真の窓台はタモ材で、床で使用するオーク材との相性が良く、無垢材なら自分たちの手で寸法を決めて加工が出来ます。
ここの加工にもMUKUのこだわりがあって、、、窓台の厚みは薄く見せます。ただ、薄い無垢材は反りやすくなるので、元々厚みのある板を削って、見える部分(見付け)を薄くします。ちょっとした違いですが、この違いが見た目に大きな影響を与えます!以上、新築へのこだわりでした( ^^)