こんにちは!!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。最近、リフォームをさせて頂いたお施主さまから「使わないから」と言ってゴルフセットを一通り頂いたことをきっかけに、ゴルフを始めました!!前々から興味はあったんですけど、、、中々始める一歩目が高く(苦笑)、お施主さまには感謝しかないです。本当にありがとうございます、そして僕が上達するまで少し待って貰って笑、絶対一緒に回りましょう!
今回のブログは着々と工事が進む現場たちの中で、ついにお披露目される『あるモノ』があって、見たい!と思って行ってきました。そのあるモノとは、、、
床材になります!!ここのお家では杉の無垢材を使わせて貰うのですが、杉と言っても取れる場所や材木屋さんによって全然木肌が違います。たくさんの杉板を見てきた中で「これは本当に綺麗」と思って入れさせてもらったこちらの床材は、四国の杉になります。白身が少なく、赤身もちょっと濃くて、全体的に黒っぽいイメージが残る杉です。(ちなみに僕のイチオシは『節』です。この杉の節は嫌な感じがしなくて黒過ぎずカッコいいんです!)一度工場で下塗りでオイルを塗ったものを現場に入れています。ちなみに無垢の床材を下塗りする時に注意するのは、表と裏の両面を塗る事です。表面だけだと乾いたときに反りやすくなるので、見えないところですが。。。手は抜きません。絶妙な色合いと木肌にうっとりです。この床材は棟梁、澤井大工さんの手によって貼られていくのですが、床は貼る前にやることがあってそれは『割付け』です。この幅が決まった床材を一枚一枚貼っていくと、どこかで短いのが出て来るので、その短い部分をやらかしく見えないように割付けを考えて行きます。貼る床材がシート貼りの床材ならこのまま貼って行けるのですが。。。無垢の場合はもうひと手間かけます。それは、、、
床材を一枚一枚目利きして、色や柄を合わせていきます。無垢の床は全部が色も違えば柄も違うので、赤身の中に白身が急に混ざったり、木目の柄が合わないと見た目が美しくないので、それを大工の目で分けていきます。そして部屋の広さに合わせて、合わせた杉板の中から枚数が足りるグループを貼りだしていきます。貼り終わった感じが楽しみでしかないです!!