新築・注文住宅の施工実例公開

2023年06月08日
松川 晃弘

こんにちは!!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。大体毎週末に一つブログを更新させて貰っていて、その時々に書きたいことを書きたいだけ書くという、超フリースタイルのブログでした(苦笑)。その結果。。。細かすぎる現場のこだわりブログと化していたので笑、今回は完成した家のご紹介にします!!施工実例にも公開させて貰っている家になるのですが、施工実例には載っていない写真やこだわりの新築・注文住宅について書きます!!注意:かなり細か過ぎるこだわり含みます笑

施工実例:和歌山市の平屋(タップで飛びます♪

新築・注文住宅のこだわりポイント大公開

最近お施主様からの要望も多い『リモコンニッチ』。こちらの家はオープンキッチンの前に設けました!小物や充電中のスマホを置けるように板を二段+テレビやエアコンのリモコンも置けるようにアイアンバーを設けました。ここでのこだわりはアイアンバーで、このアイアンバー、ビスで固定しているのですが、ビスが隠れる仕様になっています。見えるビスで固定する場合、取付け部分が広くなっていますが、このバーは広がってなくて壁との取り合い部分がスマートです。

よく見かけるバーはこんな感じじゃないでしょうか?今回採用したアイアンバーはネットで注文しましたが、サイズもオーダーで頼めて大満足です!!続いては、、、

新築・注文住宅のこだわりのトイレ

トイレです。個人的に色のまとまりが絶妙だと思っている、好きなクロスの組み合わせパターンの一つです。本当は施工実例にも載せたかった一枚ですが、なぜか便器の蓋が空いてる写真しかなく(苦笑)控えていましたが、登場する機会があって良かったです。MUKUでは水回りの足元には『塩ビタイル』を貼ります。理由はクッションフロアーに比べて耐久性・メンテナンス性が良いのと、タイル一枚の幅が広い種類もあって見た目が良きです。ニッチにはペーパーを収納されるという事でしたので、傷もつきにくいと思って棚は付けず、クロス仕上げですっきりと見せています!

新築・注文住宅のこだわりで既製品の建具

続いてのこだわりは既製品の建具です。造作で建具を作る機会も多いですが、ここの家は既製品の建具で統一しました。この写真では見える建具が3枚ありまして、どれも共通してこだわったポイントがあります。それは、、、天井の高さいっぱいのフルハイトドア!ではなく、建具の枠が壁の中に引っ込んでいる事です。建具の枠は壁よりも少し出っ張ってきますが、出っ張ってないことでドアの主張が柔らかくなるので、既製品で一番狭い枠をあえて手配します。メーカーによっては枠なしの建具もありますが、それなりに値段もするので。。。既製品の建具を綺麗に見せる方法としてこのやり方にしました。個人的な感想ですが、この方が建具が高級に見える木がします笑。ではいよいよ最後です。

新築・注文住宅の板張り天井のこだわり

勾配のついた天井部分を板張り仕上げとしましたが、その際に使用したのがベニヤです。よく天井の板張りで見るのは『羽目板』と呼ばれる、床材のように細長い板をくっつけて仕上げるものですが、大きさのあるベニヤ板を数枚貼り合わせて仕上げました。そこまで広い空間ではないリビングなので、少しでも圧迫感が薄まるように線の少ないベニヤを採用しました。ラワンベニヤという種類ですが、自然塗料で色合いも綺麗になって、大満足な仕上がりです。以上、久々の現場以外のブログでした笑!!