こんにちは!!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。普段のブログでは工事中の現場、特に自分たちが携わらせて頂いてる家づくりのこだわりや、出来たお家をご紹介していましたが。。。今回は、その工事が始まる前について綴ります。というのも、いよいよ白浜にて新築・注文住宅の現場が始まります!!こちらのお家は16帖もあるオーディオルームが特徴的で、音が不均一に反響するように内装材や仕上げ方に工夫しています。アンプやスピーカーも専門雑誌に載っているような機材との事で、春に完成予定なんですが、完成したお家で映画や音楽をたしなむのがほんと楽しみ過ぎる。。。そんなお家の工事前に現場でやってきたことがあって、それは『やり方』です。
工事前の現場の地面に縄が張っているのを見かけたこと無いですか?それは「地縄」と言って、建物の配置を示しているもので、こちらでお施主さまと配置の最終確認を行ったり、地盤調査を行ったりします。↑の写真で言うところの白い紐、こちらが地縄となります。工務店では現場監督が張ったりしますが、僕たちMUKUは2人だけの少人数、、、打合せも現場管理も着工前の準備も全部自分たちでやってしまいます。そして地縄の角に立てた木、こちらが「やり方」で(ちなみに丁張とも呼ばれています)。今回僕たちは高さの基準を出すのにやり方をしました!
敷地が広く、地盤の高さが場所によってバラバラだったので、基礎工事や外構工事がスムーズに、ずれなく進むようにやり方をしました。基礎の天端よりも10㎝高いところで水平に木を打ち込み、これを基準に基礎の深さや外構の仕上がり高さを見ます。こういう前準備も、現場の状況や建てるお家によってやっておくことが重要です!以上、新築・注文住宅の工事前の現場からでした^^