見た目にこだわる工務店のデザイン解説

2023年12月17日
松川 晃弘

こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。ここ一か月以内で「ブログ見てます!」というお声を多数貰っていて、中でも、デザイン的な内容のブログを楽しみにしてくれている方が多い事を知ったので、今回はデザインについて少し綴りたいと思います。

まず僕らの家づくりは『見た目』をめちゃめちゃ気にします。もちろん見た目だけじゃなくて、耐震や性能、メンテナンスといったハードの面から使い勝手や居心地の良さといったソフトの面、どれも大事で叶えたいですが、、、コストとのバランスを見ながら優先順位を付けて家づくりを進めている方も多いのではないしょうか?そんな中、僕らの家づくりは『見た目』の優先順位を高くしていますが、実はコストをかけずに素材や商品の選び方ひとつで良くなることも結構あります。

例えば吹き抜けや勾配天井があるLDKの照明計画をする時、天井に照明器具を付けるんじゃなくて、天井に光が当たるように照明器具を付けます。

工務店がこだわる勾配天井の照明計画
写 真:今 西 浩 文

天井が明るくなると空間が伸びた感じがして開放感が増すのと、天井に照明器具が無いので見た目がすっきりします。ちなみに下向いた照明器具が無いのって暗いイメージがありますが、、、人の目に入ってくる光は直接光よりも反射光の方が多いので、逆に反射させることで明るく感じるケースもあります。

工務店がこだわる勾配天井の照明計画
写 真:今 西 浩 文

ちょうどソファのあるところが反射光の部分で、直接光よりも柔らかくリラックスも出来て、なにより見た目が良いなって思っています。

工務店こだわりのライティングレール
写 真:今 西 浩 文

続いてはライティングレールでレールの色は天井に合わせてあげると見た目がすっきりした印象になります。カッコいい感じにしたい時に黒を使う時もありますが、白色のレールにスポットやペンダントの色を黒色の組み合わせでも雰囲気は作れます。

工務店こだわりのデザインで棚柱は白にする
写 真:今 西 浩 文

可動棚の棚柱も壁に合わせて白色を選んでいます。これも見た目がすっきりとして見えるので、個人的に好きな組み合わせ方です。

工務店こだわりの家具選び
写 真:今 西 浩 文

最後は家具の選び方で、僕は足元を見て選んでいます。出来るだけ足元が小さかったり、細かったりするものを選んであげるのですが、せっかくデザインが良い家具でも、足元が大きかったらそこに目がいってしまうので、、、デザインをしっかり見せる為にも小さいものを選びます。ソファの場合はそれに合わせてシートの高さがなるべく低いものを選びます。幅が大きいものよりも高さのある物の方が圧迫感が出てしまうので、高さに注意して選びます。

という感じで、完全に個人の感想レベルのまとめですが笑、自分たちが使っている素材等はちゃんと理由があって選んで、使っています。その一部を今回ご紹介させて貰いまして、少しでも参考になって貰えたらな幸いです^ ^