工務店が建てる、新築・注文住宅の現場報告!

2024年05月26日
松川 晃弘

こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。今、MUKUで新築工事をさせて頂いてる現場が6現場あって、それぞれの工程の中で作業が違えば、施工ごとにこだわったポイントが違うので、現場報告と称しまして、お伝えします!

大工の技術を活かして建てる新築・注文住宅

まずはこちらの現場より、大工工事が終盤も終盤で、内部の造作関係がほとんど完了しています。こちらの現場は名古屋の建築アトリエさんが設計され、ご縁あってうちで施工をさせて貰っています。なので普段のMUKUの家とは違う、仕様であったり、納まりがあって、刺激を貰っています。中でも木製建具が素敵で、ここの家は内部建具だけじゃなく一部外部建具(窓)も現場で施工する木製建具になります。(写真正面、右側の開口部がそこになります)既製品には無い木の雰囲気があって、大開口の窓って良いですね。。。もちろん見え方や強度を設計士さん、建具屋さんと打合せを重ね、加工はうちの工場で行って、現場の大工さんが調整しながら取付けたこの枠、、、ほんと綺麗でうっとりします笑

大工の技術を活かして建てる新築・注文住宅

ここの現場を見ていると、大工さんって『木を扱うプロ』だとつくづく思います。木の反りを考えてひと手間、ふた手間を加えたり、見え方に数ミリのズレがないように加工の仕方や、木には表・裏、上と下があって、使う場所に合わせて考えています。大工工事を終えるとこれから内装工事・家具工事に取り掛かっていきます。大工工事という山場はもうすぐ終わりますが、、、最後までしっかりと作りあげていきます!

工務店が建てるガルバリウムの外壁を使った新築・注文住宅

こちらは印南の方で工事をさせて頂いてる現場です。外部の工事がほぼ終わって、今は内部の大工工事真っただ中です!工務店さんや住宅メーカーさんによって工事の順番は違うこともありますが、ほとんどの会社さんでは棟上げ後、外部工事を優先的に施工していきます。理由は、できるだけ柱や外部の合板を雨で濡らしたり、日にさらしたくないから、外部工事を優先します。ちなみにここの現場はLDKの吹き抜け部分にオープンの鉄骨階段が入ります!その階段が綺麗に見えるように、階段をかっこよく鉄工所さんに作って貰うように厚みは幅を調整するのはもちろんですが、実はそれだけじゃ足りなくて。。。階段が付く部分の下地や造作を大工さんに加工して貰っています。この手間がオープン階段の見え方に大きく影響してくるので、また階段が入りましたら報告させて貰います!新築・注文住宅は現場ごとに見せ方が違ってくるので、毎回図面とにらめっこしながら考えて、現場行っては職人さんたちと考えています笑。そんな一つ一つが重なって良い家が出来ると思っています。今回ご紹介させて貰った現場はちょっと先ですが、7月・8月に見学会を予定しています!また近くになったらご案内させてください ^ ^