家具も一緒に考えた、工務店が建てる新築・注文住宅のモデルハウス

2024年07月02日
松川 晃弘

こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。このブログでも時々でてくる家具のお話で、元々は家具が好きで、建築の学校に進路を決めた僕の馴れ初めは置いておき笑、先日モデルハウスに家具が入りました!木の家具が映える空間にしたくて、内装はこれでもか!って言うぐらい色合いを揃えた空間は物足りなさがちょっとあって。。。で、家具が入ると一気に華やかになります。この家具は展示用ではなく、いつかモデルハウスを販売するときにセットで付いてくる家具となります。なので家具選びも丁寧に、、、このモデルハウスでの暮らしが豊かなものとなるように、選ばせてもらった家具のお話、まずはダイニングです。

工務店が建てる新築・注文住宅のモデルハウスに家具が入りました

はい、かわいい。。。自分たちで選んでおきながらこの良き仕上がりにとまどっています笑。まずはペンダントライトはフォースカリー二の照明で、乳白のカバーでこのシルエットに惹かれ、何を決めるよりも先にこの子が決まりました笑。なのでダイニングが吹き抜けのプランとましたが、個人的にダイニングの吹き抜けは好きで、ダイニングはリビングと違って、床やソファよりも高い椅子に座ったり、配膳とかで歩いたりして、リビングに比べて自然と視線が上がる分、天井は高くても良いのかなって、逆にリビングは視線が下がる分、天井が低くても良いのかなって、もちろん人の感じ方や好みはバラバラなので、今回はモデルハウスということもあって、ダイニングを吹き抜けにしたパターンも見て貰える機会として、良いなって思っています。空間の形は、キッチンやカウンターは直線的に対して、照明が柔らかい雰囲気があるので、ちょっと丸い感じを足したいと思って、天井にアールを入れたり、柱を鉄の丸柱にしてみたりして、テーブルを円卓にしてみたりと、空間としてちょっとおもしろくしてみてす、内障子や造作建具の格子でバランスを取って、嫌な感じはしないように仕上げてみました。ちなみにこの内障子はコストダウンの方法としても採用していて、元々はお隣さんとの境界部分には目隠しのルーバーを立てる予定を、内障子にしました。理由は、この方が窓全体(室内)の目隠しになるのと、中の雰囲気も良くなって、尚且つ、ルーバーを立てるよりもコストを抑えることが出来たからです。

工務店が建てる新築・注文住宅のモデルハウスに家具が入りました

続いてはリビングで、まずここの天井はいつも以上に低く設定しています。理由は低い方が落ち着くかなっていう好みの部分と、ダイニングの吹き抜けを強調するためです。天井の高さに違いがある方が、よりダイニングを開放的に感じて貰えると思って、わざと高さの差を大きくしています。そんなリビングに置くソファとテレビ台は足の短いものを、天井の低い空間でバランスが取れるように置く家具は寸法を決めてから選びます。そして次にデザインや使い心地ですが、テレビ台は障子の近くになるので、扉は藤のタイプのものを、手仕事の雰囲気がなんとなくリンクするように、渋く納めてみて、ソファは座面が広いもので深く座って、じっくりとくつろげるように選びました。ちなみに、、、このソファに座ってダイニングを見たときのビューが想像以上に素敵で、オープンした際はぜひ座って、見て欲しいです。

工務店が建てる新築・注文住宅のモデルハウスに家具が入りました

心地良いって思う空間は、人それぞれで、好みもあるので、絶対この形が!っていうのは無いと思ってています。そんな中で、このモデルハウスではリビングは落ち着ける、居心地の良い空間に、ダイニングはテーブルを囲んで会話がより楽しめるように出来たらと思ってつくりました。いよいよ完成間近なモデルハウス、家づくりは考えていないけど、、、家、家具が好きな人など、どなた様でもご覧いただけたらと思っていますので、興味のある方はぜひお越しください^ ^