こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。お知らせやイベントページで公開しているように、7月20日(土)21日(日)と完成見学会を開催します。久しぶりの見学会やなぁ~っと思っていたら、、、8か月ぶりの見学会で、そりゃ久しぶりに思いますよね笑。改めてこの機会を頂けたお施主さま、そして設計監理の宝角建築アトリエさんには感謝です。ありがとうございます。現場も中の工事がほぼほぼ終わって、今は外構の工事が終盤を迎えています。
ほんとかっこいいです。。。この雰囲気は造作ならではで、こちらのお宅は窓を木で作っています。既製品の窓だと、サッシ屋さんの工事だけで終わりますが、、、造作ってなると枠を大工さんが加工して、窓のフレームを建具屋さんが作り、それを塗装屋さんにオイルを塗ってもらい、最後にガラスや網戸をサッシ屋さんが取付けて、ようやく仕上がるという、窓を一つ作るのにも複数の職人さんが関わるので、時間も手間もかかりますが、その分、造作にしか出せないこの雰囲気、この窓から見える景色っも建物の一部のような繋がりが出来ます。そしてなんと言ってもこの開放感。。。
注意:今、窓が閉まっている状態です。本当に窓が閉まっている?って疑いたくなるぐらい、枠の存在感が無いこの納まり、縁という中間領域の存在もまた素敵すぎです。そして造作工事の中で忘れてはいけない存在がこの子です。
家具屋さんによる造作のキッチン収納です。この建物とのまとまり感。。。完全に品をまとっています。木には表と裏、上と下があるというお話を前にブログでも書きましたが、、、実はもう一つ、『木目』にも種類があって、それは「柾目(まさめ)」と「板目(いため)」です。ちなみにこの家具は柾目になって、柾目は並行に細かい木肌で、それを横張りしています。逆に板目は湾曲に太い印象のある木肌でイラスト違いをみるとこんな感じです。
同じ種類の木でも木目が違えば仕上がりの印象が大きく変わって、そんな木目まで自由に選べるのが造作家具の魅力で、そんな魅力が散りばめられたお宅の見学会を開催させてもらいます!興味のある方はこちらのイベントページより、お申込みください^ ^