こんにちは!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。MUKUの『見学会』や『家づくり相談会』にお越し頂くお客さまは、紀南に数ある工務店や住宅会社の中で、「MUKUさんところが初めてです!」っ言ってお越し頂くことがめちゃめちゃ多いです。ホームページやインスタを見て家の雰囲気を好きなってくれて、正直、、、初めての家づくりで一番最初のご相談や見学会は敷居を高く感じる方も少なくは無い中、MUKUを選んで貰えていること、本当に嬉しく思いますし、貴重な時間を貰っているので、これからの家づくりの少しでも参考になって貰えるようにご案内したいと思っています。そこで、見学会やモデルハウスではこれだけ見て欲しいっていうポイントを一つだけお伝えさせて頂いています。もちろんこれからの家づくりの中で、他の会社さんの見学会に足を運ぶこともあって、そんな時でも見て欲しいポイントで、それは、、、、完成見学会やモデルハウスは『ちょっと寂しいぐらいが丁度良い』って事です。
家って人が暮らすと家具や家電、インテリア、日用品など色々な物が入る事で"色"が入ります。極力少なくしても0になる事は無いので、特に内装なんかは、これでもかってぐらい色合いを合わせたり、使う材料の種類、例えば「木」なんかも種類によっては木肌や色が全然違うので、樹種を揃えてあげるようにコーディネートを考えています。そして、人が暮らし始めるとちょうど良いバランスとなるように持って行くので、人が暮らす前の見学会やモデルハウスはちょっと寂しいぐらいが丁度良いのです。
家具だけが入ってもこの変わりようで、今回の家具は木製の家具で統一しました。これにも理由はあって、よく「使う色は3色まで」って言われていますが、色数を絞った上で、色の割合を考えてコーディネートが重要で、壁や天井のベースカラー(65%)、床や建具・家具の木部を使ったメインカラー(30%)、キッチンのアクセントカラー(5%)みたいな割合でしたかったので、メインカラーを調整するのに家具を木製としました。また色合いとしてはメリハリが少ない配色なので、普通はベース(75%)・メイン(25%)のところを、調整して曖昧な感じにしてみたりと、MUKUではこんな風に色数や色の割合を考えているのも、暮らしたときに丁度良いバランスとなるように持って行くためで、同じように感じているデザイン系の建築屋さんは多いと思います。なので見学会やモデルハウスでは「ちょっと寂しいぐらいがちょうど良い」、これを思い出しながら見学会・モデルハウスを回って頂けたらと思います(^^)