工務店によって違う、新築・注文住宅を建てる時のこだわり。

2024年10月05日
松川 晃弘

こんにちは!!紀南最大の大工集団MUKUの松川です。夏から秋にかけて、あちらこちらで完成見学会をやっているイメージがあって、まぁ自分たちもなんですけど苦笑。同じ時期に見学会があると、新しい記憶の中で、工務店さんによって違う家の作り方を比較出来るので、これから家づくりを考えている方には参考になりやすい時期だったんではないかなって思ったので改めて、MUKUの家づくりのこだわりについて書きたいと思います!

MUKUが携わらせて頂く家づくり、シンプルにまとめると『本物』にこだわっています。

工務店が建てる新築・注文住宅のこだわり

例えばこちらの畳コーナー、リビングよりも一段上げたお座敷となっているんですが、そこの立上りの壁には木を使っています。壁と同じクロスなどの素材で納めているのをよく見るのですが、こちらのお施主さまは「和の雰囲気ある畳が好き」ってことに僕たちも激しく共感して笑、木で納めさせて貰いました。畳の横に入っている部材は「畳寄せ(たたみよせ)」って言って、お座敷にした時はこの部材が大きくなりがちなんですけど、、、それを出来るだけ小さくなるように立上りの壁の持たし方を考えて納めてます。線が細くなるってそれだけで見た目が上品になりますし、木の加工が得意な自分たちだからミリ単位まで突き詰めて作っていきます。

工務店が建てる新築・注文住宅のこだわり

続いては脱衣場になります。普段は見た目やお手入れ、メンテナンス性から「塩ビタイル」を使っていますがこちらでは、『藤のタイル』を使っています。よく温泉や旅館で貼っていて、踏むと気持ちのいいあれです。こちらもお施主さまから要望をいただいて、見た目だけなら塩ビタイルの中で籐っぽいデザインの物があったんですが、100%藤で出来たタイルをご提案させていただきました。塩ビタイルに比べてコストは高くなりますが、脱衣場という、比較的小さいお部屋での採用でしたので、そこまで追加費用は頂いていません。(これがリビングやダイニングといった広い部屋だったら結構な追加になっています…)これから長い時間を過ごしていただく家なので、素材の選定には時間をかけて提案させて貰っていますが、この藤のタイルなら、ずっと気持ちよく使って頂けると思います!

工務店が建てる新築・注文住宅のこだわり

本物といえば、造作の建具です。既製品でも天井いっぱいまでの建具はありますが、幅の大きい建具は造作ですね、この桟のデザインも可愛すぎる。。。引手が堀込みなのも可愛くて、この引手の高さと位置を隣のスイッチと合わせることで、違和感を無くしています。だから扉全体に目がいって、デザインを楽しめます。このように人の手でつくるところには意味があって、形になってこだわりとして見えてきます。それが暮らしの中でお施主さまに気づいて貰えたら嬉しい過ぎるので、そんな家づくりをMUKUでは目指しています。きっと実際に建てさせて頂いたお家で感じて貰うのが分かりやすいと思うので、ぜひこの機会にお越しください^ ^

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