こんにちは!和歌山最大の大工集団MUKUの松川です。突然ですが、ここまでで何か違和感は無かったでしょうか??もし、気づいて貰えてたなら嬉し過ぎなんですが、、、冒頭の「〇〇最大の大工集団」が今までは"紀南"だったのを、"和歌山"にしました。とある人から「中村さんって紀南じゃなくて、和歌山最大じゃない?」って言われたのがきっかけで、「確かに。」となったので、これからは和歌山最大で行きます笑。そんな和歌山最大の大工集団、MUKUが携わる新築・注文住宅の工事の花形と言っても過言ではない大工工事が間もなく終わる現場があって、こちらのお家、めちゃめちゃかっこいいんです。玄関を入ると広い土間のスペースがあって、そこの壁・天井を「ラワンベニヤ」で仕上げています。
ここからオイルを塗って仕上がりとなるんですが、、、仕上げ前ですでにかっこいい、そして美しい。ベニヤ自体には規格の大きさが決まっていて、それを貼るとなると、どうしても継ぎ目(僕たちは目地と言っています)の入り方が変わってくるので、それが綺麗に見えるように割りを考えます。そして、規格のサイズと言っても元は木、mm単位以下で寸法の違いが出ているので、目地に若干の隙間が出来るように貼っていくと、目地がまっすぐ通って綺麗に見えます。そしてこの空間で一番のポイントは、、、、壁のベニヤと床の土間の距離が近いところにあります。
多い納まりではこのように床と壁の間に基礎の立上りが見えてくるんですが、それがほとんど見えないようにベニヤを貼り下げる納まりに、こうすることで足元がすっきりと見えて、お店やアトリエみたいな雰囲気となります。ちょっとした違いですが、こんなところにこだわって家づくりに携わっています。
このお家の棟梁として入ってくれている、澤井大工さん(通称:まきにい)。さっきのベニヤなんかも澤井さんが納めてくれていて、腕の良い大工さんです。他の住宅会社さんに比べて、MUKUの家づくりは造作が多いのですが、大工さんを始め、建具屋さんや家具屋さんなど、腕も人も良い職人さんたちと作る家、こちらの現場もこれから仕上げ工事と入っていきます!そして12月には見学会も予定していますので、気になる方はぜひおこしください^^