CASE STUDY

通り土間のある大屋根の家

通り土間のある大屋根の家

注文住宅ならではのこだわりをこれでもか!ってくらい詰め込まれていて、お施主さまのご要望を一つ一つ丁寧に、作り上げて出来たお宅です。
アウトドア好きなお施主さまが一番こだわられたのは何と言っても玄関からリビングへ続く「通り土間」、この空間にはペレットストーブと全開口の木製サッシ、そして外へつながるモルタルテラスがあって、家の中なのにまるで外に居てると思うほどの開放感と遊び心を演出してくれます。
そしてお施主さまのもう一つの趣味である観葉植物、今はお子さんが小さくて思うように飾れないということでしたので、手の届かない位置に観葉植物専用のラックを設けました。
ポイントは何もない綺麗な壁面に設けることで観葉植物が引き立ち、空間のアクセントとなって、お好みで隣に照明なんかも付けちゃうと、これがまた可愛いすぎるんです。。。
お施主さまのこだわりやご要望には想像を超える仕上がりで応えたいからこそ、一つ一つ丁寧に考え、特に寸法や納まりは検討を重ねて作るMUKUの家だからこそ改めて、ここに仕上がりの違いが生まれると思わせてくれたお家が出来ました。

ラインナップ
Tsutsumu
施工エリア
上富田町
構造・間取り
木造2階建て 3LDK+通り土間
家族構成
3人家族
幅広のオーク材の床

床材には約16㎝もある幅広のオーク材を採用しました。(ちなみに一般的に幅広と呼ばれている床材で12㎝です)
そんな幅が広い床材の特徴は、目地(床と床との継ぎ目の線)が少ないことと、一枚一枚の幅が広いことによって木肌がしっかり出ることで木の雰囲気が強くなり、上品で高級感ある印象にしてくれます。
が、、、アイアンやモルタル系の黒を持ってくるとかっこ良すぎる雰囲気になってしまうので。。。
キッチンは色味を抑えたダークグレーを入れて、木の持つ、上品で高級感ある雰囲気が残るようにしました。
玄関から繋がる通り土間の建具は少しだけ和を感じれるようにしたかったので格子状の木製建具としましたが、和の印象が強くなり過ぎないように格子自体はちょっと太くして、間隔を広げて無骨な感じのデザインに、、、ほんと、この空間に良く似合う木製建具に仕上がって、お部屋の顔として良い存在感を放ってくれています。

渋い土間収納

ここの土間収納は趣味のキャンプギアや自転車を収納するスペースです。
玄関から見えにくくする為に間仕切りの壁を設けることが多いですが、それらを設けずにオープンにすると、、、一気に開放感とワクワク感が増します!
壁・天井はラワンベニヤのオイル仕上げ、ラワンベニヤの色味・目の出方がたまらなく渋い。。。
棚板も同じ素材・同じ仕上げ方なので統一感もあって、何よりここのこだわりは壁の足元なんです。
土間の場合は一般的に基礎の立ち上がりが見えてくるのですが、壁と足元との隙間が小さくなるように壁を貼り下げることで、すっきりとした印象にラワンベニヤの素材感が映えて、アトリエやお店のような雰囲気ある空間に仕上がります。
こんな空間で自分の好きな物を好きに飾って収納できるって楽しいですよね。

浴室からのぞめる坪庭

外観は屋根の形が特徴的な大屋根(下屋を設けず2階の屋根がそのまま1階の屋根になる納まり)をご提案、理由は通り土間があって、ストーブがあって、アウトドア好きなお施主さまには、ちょっと小屋っぽい雰囲気のある外観が似合うと思ったから。
またこの外観には木製のサッシがよく合うんです。
勾配天井に設けたFIX窓は屋根の勾配に合わせて変形サッシを採用、ここに空や雲が映りこんでいるのが凄く好きで、周囲がひらけたこのロケーションを活かしたお家になりました。

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